最近の曲20201129
実質初投稿です
そもそもこのブログを書いてみようと思ったきっかけは、ここ数日の名曲発売ラッシュで気が気でないほど舞い上がっているのに誰とも共有できず、一方的な不条理を覚えたからです。
最近のド・メジャーなアニソンではEveの「廻廻奇譚」やKANA-BOONの「Torch of Liberty」は楽曲派オタクも唸るほど良いと思います。
最高です、が、そこからもう一歩だけ沼に足を踏み入れてみてほしい、そんなテーマのブログです。
曲紹介
Beautiful World - Ray
作詞編曲:TAKU INOUE
言わずとしれたTAKU INOUE。11/27は本当に数えきれないほどの名曲が発売されました。しかもTAKU INOUEが関わっているのが4曲も。
Rayとは、Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)というアイドルコンテンツに出てくる先輩レジェンドアイドルグループ枠です。メンバーは、エリザ(花澤香菜)、クロエ(南條愛乃)、あんじぇ(雨宮夕夏)、カミラ(上坂すみれ)、ユズリハ(佐倉綾音)
Lapis Re:LiGHTsはかなり駆け出しのコンテンツでアニメも2020年秋に放送されましたが、王道アイドルものって感じで割と見れた覚えがあります(最後とかもう覚えてないですが)。
ライブシーンがおそらく売りの一つで、登場人物は全員魔法使いなのですが、その魔法で光のエフェクトなどを出すという素晴らしく見栄えの良い設定で、とても綺麗でした。
曲も全体的に良く、チェックしておくべきコンテンツのうちの一つです。(個人的にはシュガーポケッツの曲が好き。)
他に内田真礼の「ハートビートシティ」(作曲:TAKU INOUE、編曲:kz(livetune))、「いつか雲が晴れたなら」(作曲:kz(livetune)、編曲:TAKU INOUE)の2曲という、ベジットみたいなシングルもありましたが、このままだとイノタクに乗っ取られるので各自チェックしてください。
LET'S CLIMB↑ - 花宮女子クライミング部
作編曲:神田ジョン
スポーツクライミングをテーマとしたアニメ「いわかける」のED曲です。メンバーは、笠原好(上坂すみれ)、上原隼(石川由依)、四葉幸与(鈴木愛奈)、杉浦野々華(富田美憂)。
神田ジョンは堀江晶太でも有名なバンドPENGUIN RESEARCHのギタリストで、個人的にここ最近で最も注目しています。特に2020冬は、アイドルアニメ「おちこぼれフルーツタルト」のOP「キボウだらけのEVERYDAY」や挿入歌「タルトなキモチ」、百合バトルモノの「アサルトリリィ BOUQUET」挿入歌「Heart+Heart」など、次々と名曲を世に放っています。
タルトなキモチ、めちゃくちゃ好きです。サビで確実にキモチよくなれます。|C|G|からの|Am7 (Abm)|Gm7|で2回目のGがGmになっています。このあからさまな半音感よ。
彼の曲はメリハリのあるとにかくカッコイイギター・ベースサウンドが魅力だと思っています。と思っていたら、アイドル曲もバッチリとは、恐れ入ります。いつかまとめたい。
この曲は、ぜひイントロから聞いてほしいところです。前述したキレのあるバンドサウンドに、音圧高めのキレのあるシンセ、これだけでDLしてしまう人も多いはず。
アニメの方はというと、若干の古臭い感じはあるものの、単純に「へークライミングってこんな感じなんや。」というのと、このEDがあるので、なんだかんだみてます。咲っぽさを感じる。
Light it Up - アップアップガールズ(仮)
作編曲:fu_mou
アイドルグループのアップアップガールズ(仮)の曲で、とにかくドロップのビートと音圧が気持ちいいです。ナナシスやD4DJなどでも活躍するfu_mou氏の曲です。個人的にはプリパラの「Brand New Dreamer」を当時かなり気に入っておりました。オープニングのイントロ部分の映像、かなりイケてるんですよね...。
ちなみに、アップアップガールズ(仮)に関しては私自身何も知りません。このアルバム内の「Da Dan Dance!」(作編曲:fu_mou)とこの曲をDLしただけです...。
トウメイナユメ - 鬼頭明里
作編曲:藤井健太郎
飛ぶ鳥を落とす勢いの鬼頭明里ですが、この曲は伊藤美来とW主演の百合アニメ「安達としまむら」のED「キミのとなりで」のシングル収録曲となります。伊藤翼が手がける表題曲もかなりのものですが、こっちをかなり気に入ったので紹介。軽快なエレキギターが心地いいし、全体的にオシャレですね。
NANAIRO STAGE - 大賀ルキア(星川サラ)
作編曲:YUC'e
まぁこれに関しては紹介とかいう話ではないですね。治安の良さと悪さが交互にやってきてめまぐるしいけどまとまっていて、初めて聞いたときは道路で歩きながら、「ぅうぉ〜〜い...笑」と気持ちの悪い独り言を2,3回発しました。
まさに求めていたやつ。電音部は生きる希望です。全曲要チェック。
清濁あわせていただくにゃー - わーすた
作詞曲:田淵智也、編曲:岸田勇気
みんな大好き田淵智也。方向性はというと、「METAMORISER」や「むにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!」のようなスピード感があってキャッチーな、ワイワイした感じのやつです。
岸田勇気氏はわーすたのほとんどを担う作曲家です。一つ前のsingleの「サンデー!サンシャイン!」とかめっちゃ好きです。イントロの始めが特に。
ほんとに、田淵智也さんは人間がどうやったらテンションが上がるかの正解を叩きつけてきますね。完璧なアイドルソングです。
わーすたは、2大女児アイドルアニメの一角プリパラシリーズ(※)において結構長いことOPやEDを担当したアイドルです。メンバーのうちパートが圧倒的に多い二人は普通に歌がうまい。
初回ということでどこまでも遡りたくなるところをぐっとこらえて、このあたりで止めようと思います。
ありがとうございました。
以下補足です。
予備知識
プリパラ系列について
プリパラって大まかにどんなシリーズなんだ、という人に向けて。
まず、「プリティシリーズ」という一番大きなくくりがあります。
初代は「プリティーリズム・オーロラドリーム」
二代目は「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」
三代目は「プリティーリズム・レインボーライブ」
これら三作は「プリリズ」と呼ばれるやつです。プリズムジャンプとかが有名。
で、ここで世界線を一新します。
四代目「プリパラ」です。メインキャストは私一押しの実力派声優アイドルグループ「i☆Ris」が務め、毎話アイドルの3Dライブが存在するザ・女児アイドルアニメです。普通に良いストーリーなのですが、とにかくギャグパートなどが軽快かつスピーディーで設定も奇抜なものが多く、たまに葉っぱをキメてると言われるような回もあったりして、大人でも(大人だからこそ?)笑える素晴らしいアニメです。そして例に漏れず曲がいいです。「かしこまっ」「〜ぷり」「トモチケをパキる」などの言葉はプリパラ用語。
(電音部の灰島銀華の中の人はこのメンバーで、元気なボクっ娘キャラを演じています。プリパラのはちゃめちゃさをある意味象徴するキャラで、私の最も好きなキャラです。ドロシー。)
で、五代目は「アイドルタイムプリパラ」。プリパラと世界は地続きなのでこれを見るならプリパラから見ましょう。「やる気元気寝起き」「ゆめかわ」が有名。
ここから、i☆Risに代わりわーすたが主題歌を担当するようになります。
プリパラ世界線は一旦ここで終わりを告げます。
そして、今やっている六代目が「キラッとプリチャン」です。YouTubeのような動画投稿をテーマとし(メインは結局毎話存在するライブ)、メインキャストはRun Girls, Run!とi☆Ris。作曲家も、主人公ユニットをJazzin' parkが務めていたり、広川恵一(MONACA)や酒井拓也(Arte Refact)など、激アツの布陣です。
わーすたは途中までedを担当していました。
見たいけどどれを見たらいいの...?という問いに関しては、プリパラ世界線が一番有名で面白いし、多くの概念がここで生まれるので、断然「プリパラ」からです。その後「アイドルタイムプリパラ」でプリパラ世界線を見てしまいましょう。
「キラッとプリチャン」も良いので、同時並行もしくはプリパラ世界線を見終わってから見れば良いと思います。
「プリリズ」系は、これら3つの後どうしても見たくなれば見ればいいです。
女児アニメの宿命として話数が多いですが、これにスッと手を出せると楽曲派オタクとして一段階レベルが上がります(アイカツも同様なので)。少しずつ見ていけば1年経たないくらいで終わっています。
あと、楽曲派オタクとしては、Remixアルバムのこれも見逃せません
TAKU INOUEで始まりTAKU INOUEで終えることができました。